セルフコンパッションとは？自分を大切にする心のかけ方

こんにちは。

今日は自分自身への思いやり、セルフ・コンパッションについてお話しします。

セルフコンパッションとは？

セルフコンパッション（self–compassion）は ”自分への慈しみ” を意味します。

自分に対し温かい感情や優しい言葉をかけることで、「ありのままの自分」を肯定的に受け入れられる心理状態のことを指します。

皆さんはこんな経験はないですか？

自分が失敗をした時に、私ってダメだなって思ってしまったり

出来ない自分を何で出来ないんだ！って心の中で責めてしまったり…。

私はいつもそうでした。

夫や娘に優しくしたいと思っているのに怒ってしまった時
家事を後回しにしてドラマを見て1日過ごしてしまった時
ダイエット中なのに暴飲暴食してしまった時

自分に対してイライラして落ち込む日々でした。

そんなダメな自分をどうやって受け入れたらいいんだろうって思いますよね。

私はこの言葉がグサッと刺さりました。

”もし自分の親友が同じ状態だったらあなたはどんな声をかけてあげますか？”

落ち込んでいる親友に、厳しい言葉はかけませんよね。

「そんな時もあるよね、大丈夫大丈夫、いつも頑張ってるよ」

って優しく励ますと思います。

その言葉を自分自身にかけてあげること、それがセルフコンパッションです♡

私は元々ポジティブシンキングの持ち主で、落ち込んだとしても寝たら翌日には回復しているタイプでした。

失敗しても「私は本当はやればできる！」とひたすら前向きに考えていました。

そうやってダメな自分を見ないようにして、ネガティブな気持ちを押し殺してきていたのです。

セルフコンパッションはダメなところを認めて受け入れます。

やればできる、ではなく

「出来ないのは自分だけじゃない、誰でも失敗することはある。」

とありのままの自分を受け止めるのです。

実践してみると、自尊心で自分を奮い立たせるよりも自分に共感する方が
また頑張ろうという気持ちになることに気付けました。

自己理解:
まずは自分の感情や欲求に気づくことが重要です。怒っている自分、イライラしている自分、落ち込んでいる自分、ネガティブな自分を見ないふりをせず見つけてあげましょう。
自己肯定:
大切な友達や家族にするように、自分自身に優しい声をかけましょう。励ましたり褒めたり、時には慰めたり。自分を一番分かってあげられて、24時間そばで見守ることが出来るのは自分だけなのです。
自己ケア:
自分自身を大切にするための時間や行動を積極的に取り入れましょう。適度な休息やリラックス、趣味や興味を持ち、自分で自分を満たしてあげましょう。